“あしで”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
足手37.5%
蘆手25.0%
葦手25.0%
芦手12.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
こんな先生はかえって、足手(あしで)まといにはなるし、金はもっていないが、表面が、島の探検ということになった以上、つれて行かぬことにゃ、世間からへんに思われる。
恐竜島 (新字新仮名) / 海野十三(著)
宰相中将、式部卿(しきぶきょう)の宮の兵衛督(ひょうえのかみ)、内大臣家の頭(とうの)中将などに、蘆手(あしで)とか、歌絵とか、何でも思い思いに書くようにと源氏は言ったのであった。若い人たちは競って製作にかかった。
源氏物語:32 梅が枝 (新字新仮名) / 紫式部(著)
白地絖(しろじぬめ)に葦手(あしで)模様を小紫濃(こむらご)のなかに散らした小袖、それへ袖のない“陣座羽織り”というものを着て、袴も唐織りらしい綺羅(きら)、前差しの小刀も美作(びさく)な黄金づくりである。
私本太平記:01 あしかが帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
多少骨っぽくなって、頭髪などもさらりと粗(あら)っぽい感じがする。羽二重や、絖(ぬめ)や、芦手(あしで)模様や匹田鹿(ひったが)の子(こ)の手ざわりではなく、ゴリゴリする浜ちりめん、透綾(すきや)、または浴衣(ゆかた)の感触となった。
明治美人伝 (新字新仮名) / 長谷川時雨(著)