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葦手
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あしで
ふりがな文庫
“
葦手
(
あしで
)” の例文
「さいぜんから見ていたが、一人の客へは、
普門品
(
ふもんぼん
)
の一句へ、
紅筆
(
べにふで
)
で
蓮華散
(
れんげち
)
らしを描いて与え、老婆の客へは、
空也和讃
(
くうやわさん
)
の一章を、
葦手
(
あしで
)
書きにしてやったではないか」
私本太平記:03 みなかみ帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
白地絖
(
しろじぬめ
)
に
葦手
(
あしで
)
模様を
小紫濃
(
こむらご
)
のなかに散らした小袖、それへ袖のない“陣座羽織り”というものを着て、袴も唐織りらしい
綺羅
(
きら
)
、前差しの小刀も
美作
(
びさく
)
な黄金づくりである。
私本太平記:01 あしかが帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
葦
漢検準1級
部首:⾋
13画
手
常用漢字
小1
部首:⼿
4画
“葦手”で始まる語句
葦手風