“あかじ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
垢染80.8%
赤地11.5%
紅地3.8%
赭地3.8%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そのときつぎはぎだらけの垢染あかじみたあわせがぶざまにみだれて、びっくりするほど白いやわらかな内腿うちももしりのほうまでむきだしになった。
お繁 (新字新仮名) / 山本周五郎(著)
赤地あかじはらっぱで、三ちゃんや、とくちゃんや、ゆうちゃんたちが、になって、べいごまをまわしていました。
こま (新字新仮名) / 小川未明(著)
街からすこしはなれた緑の丘には、金色まばゆい殿堂が建っていて、紅地あかじの旗が、そのまん中の、丸い白銀色しろがねいろをきらめかして、高い旗竿にひらひらとひるがえっているのだった。
秘境の日輪旗 (新字新仮名) / 蘭郁二郎(著)
古九谷のような赭地あかじに緑のこんな形の飾、〓その中に文学評論集と墨でかいて右肩に著者の名。刷ることは千部刷りました。