トップ
>
あかじみ
ふりがな文庫
“あかじみ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
垢染
80.0%
脂染
20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
垢染
(逆引き)
無数の
小
(
ちいさ
)
い
塵埃
(
ほこり
)
は一つ一つ光って明るい海を泳いでいた。吉太は慌ててその皿を奪うように
握
(
と
)
ると
垢染
(
あかじみ
)
た懐の中に隠してしまった。軒の柱には、黒い鳥が籠の中に入って懸っている。
不思議な鳥
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
垢染
(
あかじみ
)
た
煎餅布団
(
せんべいぶとん
)
でも夜は磯吉と二人で寝るから互の体温で寒気も
凌
(
しの
)
げるが一人では板のようにしゃちっ張って身に着かないで起きているよりも一倍寒く感ずる。
竹の木戸
(新字新仮名)
/
国木田独歩
(著)
あかじみ(垢染)の例文をもっと
(4作品)
見る
脂染
(逆引き)
余も何をか
躊躇
(
ためら
)
う
可
(
べ
)
き目科の後に一歩も遅れず引続きて歩み入れば奥の
室
(
ま
)
と云えるは是れ
客室
(
きゃくま
)
と居室と
寝室
(
ねま
)
とを兼たる者にして彼方の隅には
脂染
(
あかじみ
)
たる布を以て覆える
寝台
(
ねだい
)
あり、室中何と無く薄暗し
血の文字
(新字新仮名)
/
黒岩涙香
(著)
あかじみ(脂染)の例文をもっと
(1作品)
見る
検索の候補
あかじ
あかぞめ
あぶらじ