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『末野女』
ふりがな文庫
『
末野女
(
すえのめ
)
』
一人の吃りの男に、道順を尋ねる二人づれの男がゐて、道すぢのことで、三人が烈しく吃り合ひながら、あちらの道を曲るのだとか、こちらの小路からはいつて行くのだとか言つて、ちんぷん、かんぷん言葉が亂れて譯が判らなくなつて了つた。吃りといふものは頭で …
著者
室生犀星
ジャンル
文学 > 日本文学 > 小説 物語
初出
「小説新潮」新潮社、1960(昭和35)年9月1日
文字種別
旧字旧仮名
読書目安時間
約28分(500文字/分)
朗読目安時間
約47分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
蹲
(
しやが
)
聰
(
ざか
)
面
(
めん
)
警鈴
(
サイレン
)
模倣
(
まね
)
尤
(
もつと
)
彩
(
いろ
)
打抛
(
うつちや
)
氣付
(
きつけ
)
氷菓
(
アイスクリイム
)
唏
(
な
)
咥
(
くは
)
素
(
す
)
伴侶
(
つれ
)
駭
(
おどろ
)
齧
(
かじ
)
體
(
てい
)
錦
(
にしき
)
蓋
(
ふた
)
瞳
(
ひとみ
)
淺處
(
あさど
)
歌謠
(
うた
)
末野
(
すゑの
)
惘
(
あき
)
圍
(
かこ
)
匍
(
は
)