“淺處”の読み方と例文
読み方割合
あさど100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
娘は踊る、山にゐた時、にしきのつづれ、焦げた黄のいろ、簪をまくらに娘はやすみます。草の淺處あさどに水もある。水のあるところでは安らかに、親子二人は生きられるのだと、父のうはばみは喋つた。
末野女 (旧字旧仮名) / 室生犀星(著)