トップ
>
『仏教史家に一言す』
ふりがな文庫
『
仏教史家に一言す
(
ぶっきょうしかにいちげんす
)
』
歴史家に要する資格のさまざまあるが中に、公平といふことがその重要なるものの一なるは争ふべからず。公平とは読んで字の如く一見甚だ明かなるが如くなれど、細かに考ふれば真に公平を保つは容易のことに非ず。公平とは私偏を挟まぬこと、即ち事実を観察する …
著者
小竹主
著者
津田左右吉
ジャンル
哲学 > 仏教 > 仏教史
初出
「密厳教報 一六六」1896(明治29)年8月
文字種別
新字旧仮名
読書目安時間
約4分(500文字/分)
朗読目安時間
約7分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
与
(
あず
)
故
(
ことさ
)
恰
(
あた
)
此
(
かく
)
苟且
(
こうしょ
)
頗
(
すこぶ
)
頃日
(
けいじつ
)
鞏固
(
きょうこ
)
非
(
あら
)
陥
(
おちい
)
遑
(
いとま
)
識
(
し
)
而
(
しか
)
概
(
おおむ
)
来
(
きた
)
抛擲
(
ほうてき
)
憚
(
はばか
)
忖度
(
そんたく
)
已
(
や
)
寧
(
むし
)
容
(
い
)
如
(
ごと
)
喙
(
くちばし
)
偏頗
(
へんぱ
)
之
(
これ
)