採峰徘菌愚さいほうハイキング
篠秋痘鳴と山田論愚の二人が南支方向へ行くことになった。そこで私は、伊東斜酣と石毛大妖の二人を集めて、何か送別の催しをやろうではないか、という相談をはじめたのである。 なかなか、名案が出てこない。ことあるたびに、酒ばかり飲みたがるのは時節柄大 …