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『時男さんのこと』
ふりがな文庫
『
時男さんのこと
(
ときおさんのこと
)
』
時男さん——それは私の幼な友だちの名まへです。年は三つ違ひで、私が尋常科三年生の時、時男さんは六年生でありました。だから、お友だちといふよりも、まあ兄さんのやうなものでした。 私は、父と母と三人暮しで、町はづれの借家に住んでゐました。そこか …
著者
土田耕平
ジャンル
文学 > 日本文学 > 小説 物語
初出
「童話」コドモ社、1924(大正13)年5月
文字種別
新字旧仮名
読書目安時間
約13分(500文字/分)
朗読目安時間
約22分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
外
(
よそ
)
頭
(
かぶり
)
結
(
ゆは
)
父
(
ちち
)
出
(
い
)
竹箒
(
たけばうき
)
雫
(
しづく
)
連
(
つれ
)
蝋燭
(
らふそく
)
滅多
(
めつた
)
母
(
はは
)
洞
(
ほら
)
佇
(
たたず
)
田圃
(
たんぼ
)
叱
(
しか
)
収穫
(
とりいれ
)
腹
(
なか
)
襟
(
えり
)
襟首
(
えりくび
)
機嫌
(
きげん
)
暗闇
(
くらやみ
)
鞄
(
かばん
)
嫌
(
きら
)