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『稚子法師』
ふりがな文庫
『
稚子法師
(
ちごほうし
)
』
木曽の代官山村蘇門は世に謳われた学者であったが八十二才の高齢を以て文政二年に世を終った。謙恭温容の君子であったので、妻子家臣の悲嘆は殆ど言語に絶したもので、征矢野孫兵衛、村上右門、知遇を受けた此両人などは、当時の国禁を窃に破って追腹を切った …
著者
国枝史郎
ジャンル
文学 > 日本文学 > 小説 物語
初出
「文芸倶楽部」1924(大正13)年8月
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約16分(500文字/分)
朗読目安時間
約26分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
剥
(
ぬ
)
扮装
(
よそお
)
明瞭
(
はっき
)
縁
(
えにし
)
頭
(
つむり
)
妾
(
わらわ
)
直垂
(
したたれ
)
為
(
し
)
忽
(
ゆるがせ
)
髻
(
たぶさ
)
洗馬
(
あらいうま
)
数々
(
しばしば
)
婢
(
おんな
)
閻羅
(
えんら
)
逆磔
(
さかさはりつけ
)
謳
(
うた
)
蝙蝠
(
こうもり
)
狢
(
むじな
)
蘊
(
うん
)
著聞
(
いちじる
)
縅
(
おどし
)
終
(
つい
)
礑
(
はた
)
了
(
しま
)
崎嶇
(
きく
)
刎起
(
はねお
)
偖
(
さて
)