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『雑記帳より(Ⅱ)』
ふりがな文庫
『
雑記帳より(Ⅱ)
(
ざっきちょうより(に)
)
』
今年の春の花の頃に一日用があって上野の山内へ出かけて行った。用をすました帰りにぶらぶら竹の台を歩きながら全く予期しなかったお花見をした。花を見ながらふと気の付いたことは、若いときから上野の花を何度見たかしれない訳であるが、本当に桜の花を見て …
著者
寺田寅彦
ジャンル
文学 > 日本文学 > 評論 エッセイ 随筆
初出
「文学」1934(昭和9)年8月
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約9分(500文字/分)
朗読目安時間
約15分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
易
(
やさ
)
天晴
(
あっぱ
)
点
(
とも
)
六
(
むつ
)
瞬
(
まばた
)
疵
(
きず
)
黒焦
(
くろこげ
)
鬢
(
びん
)
隈取
(
くまど
)
陽炎
(
かげろう
)
辻褄
(
つじつま
)
諷刺
(
ふうし
)
蛍火
(
ほたるび
)
罌粟
(
けし
)
繕
(
つくろ
)
竹
(
たけ
)
痕
(
あと
)
焼灰
(
やけばい
)
止処
(
とめど
)
搬
(
はこ
)
揺曳
(
ようえい
)
忽
(
たちま
)
尤
(
もっと
)
堀端
(
ほりばた
)
台
(
だい
)