“魚目”のいろいろな読み方と例文
読み方(ふりがな)割合
うなめ33.3%
うをめ33.3%
ぎょもく33.3%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
具足のおどし濃藍こいあいで、魚目うなめはいかにも堅そうだし、そして胴の上縁うわべりはな山路やまみちであッさり囲まれ、その中には根笹ねざさのくずしが打たれてある。
武蔵野 (新字新仮名) / 山田美妙(著)
この人の文を猥談と呼ぶは明珠めいしゆ魚目うをめと呼ぶに似たり。
八宝飯 (新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)
その毒薬というのは私の知っている範囲では多分支那産のもので、『婆鵲三秘ばしゃくさんぴ』という書に載っている『魚目ぎょもく』という劇毒らしい。
暗黒公使 (新字新仮名) / 夢野久作(著)
それは、すべての暗示材料を一貫して……曲馬団……女優髷……ジョージ・クレイ……志村夫婦……魚目ぎょもく木精メチールの毒薬……ピストル……J・I・Cなどいうものの一切合財の裏面の消息を一言で説明している紫のハンカチであった。
暗黒公使 (新字新仮名) / 夢野久作(著)