がい)” の例文
分隊長はがいも留めず、同僚は戦死し、部下の砲員無事なるはまれなりしがなかに、不思議の命をとりとめて、この海軍病院に送られつ。
小説 不如帰  (新字新仮名) / 徳冨蘆花(著)
大草原おほくさはら沙塵捲きつつ響きし百の戦車のがい燃えにけり
黒檜 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)