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驚倒
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きょうとう
ふりがな文庫
“
驚倒
(
きょうとう
)” の例文
戸狩全村をあげて、彼らが、冬から必死になって製作しているのは、三河との競技に、敵を
驚倒
(
きょうとう
)
さすべく、寝食を忘れて作っているものだった。
銀河まつり
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
後になって予を発病に近いまでに
驚倒
(
きょうとう
)
せしめるものがあろうとは、今日の今日まで考えたことがなかった。
赤外線男
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
ぼくの物心ついた頃、親爺は貧乏官吏から一先ず息をつけていたのですが、肺病になり、一家を挙げて鎌倉に移りました。父はその昔、一世を
驚倒
(
きょうとう
)
せしめた、歴史家です。
虚構の春
(新字新仮名)
/
太宰治
(著)
驚倒
(
きょうとう
)
す暗中銃丸跳るを、野田城上
笛声
(
てきせい
)
寒し、誰か知らん七十二の
疑塚
(
ぎちょう
)
、
若
(
し
)
かず一棺湖底の安きに
八ヶ嶽の魔神
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
「神品です。なるほどこれでは
煙客
(
えんかく
)
先生が、
驚倒
(
きょうとう
)
されたのも不思議はありません」
秋山図
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
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なお、その叔父をして、もっと大きな歓びに
驚倒
(
きょうとう
)
させてやろうという意図にすら燃えていたのである。
新書太閤記:09 第九分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
その半兵衛がまた、つい最近、美濃一国を
驚倒
(
きょうとう
)
させたはなしがある。
新書太閤記:03 第三分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
“驚倒”の意味
《名詞》
非常に驚くこと。
(出典:Wiktionary)
驚
常用漢字
中学
部首:⾺
22画
倒
常用漢字
中学
部首:⼈
10画
“驚”で始まる語句
驚
驚愕
驚破
驚駭
驚嘆
驚異
驚怖
驚目
驚歎
驚天動地