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駄弁
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だべん
ふりがな文庫
“
駄弁
(
だべん
)” の例文
途方もない
駄弁
(
だべん
)
にふけってばかりいたので、人から
真面目
(
まじめ
)
に聞いてもらうようなことは滅多になかった。
ジャン・クリストフ:06 第四巻 反抗
(新字新仮名)
/
ロマン・ロラン
(著)
斎場を出て、入口の
休所
(
やすみどころ
)
へかえって来ると、もう森田さん、鈴木さん、安倍さん、などが、かんかん火を起した
炉
(
ろ
)
のまわりに集って、新聞を読んだり、
駄弁
(
だべん
)
をふるったりしていた。
葬儀記
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
駄弁
(
だべん
)
をろうして立ちなおりながら、とっさに相手を見ますと。
丹下左膳:02 こけ猿の巻
(新字新仮名)
/
林不忘
(著)
フリーデマンの仲間でさらに下らない
曖昧
(
あいまい
)
な
落伍
(
らくご
)
者どもといっしょに、二人がいつも相並んで食卓についてるのが見られた。連中は
賭博
(
とばく
)
をし、
駄弁
(
だべん
)
を弄し、幾晩もぶっとおしに酒を飲んだ。
ジャン・クリストフ:05 第三巻 青年
(新字新仮名)
/
ロマン・ロラン
(著)
彼らは各自に自分の商品を並べたててばかりいた。最も客を多く呼んだ者は、いうまでもなく、
香具師
(
やし
)
、哲学的
駄弁
(
だべん
)
家、天国的な社会を
匂
(
にお
)
わして一般的観念を盛んにこね回してる連中であった。
ジャン・クリストフ:07 第五巻 広場の市
(新字新仮名)
/
ロマン・ロラン
(著)
駄
常用漢字
中学
部首:⾺
14画
弁
常用漢字
小5
部首:⼶
5画
“駄”で始まる語句
駄目
駄々
駄洒落
駄賃
駄
駄法螺
駄菓子
駄馬
駄菓子屋
駄々児