“だべん”の漢字の書き方と例文
語句割合
駄弁100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
フリーデマンの仲間でさらに下らない曖昧あいまい落伍らくご者どもといっしょに、二人がいつも相並んで食卓についてるのが見られた。連中は賭博とばくをし、駄弁だべんを弄し、幾晩もぶっとおしに酒を飲んだ。
彼らは各自に自分の商品を並べたててばかりいた。最も客を多く呼んだ者は、いうまでもなく、香具師やし、哲学的駄弁だべん家、天国的な社会をにおわして一般的観念を盛んにこね回してる連中であった。