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香味
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こうみ
ふりがな文庫
“
香味
(
こうみ
)” の例文
夕餉
(
ゆうげ
)
の時老女あり菊の葉、茄子など油にてあげたるをもてきぬ。鯉、いわなと共にそえものとす。いわなは
香味
(
こうみ
)
鮎
(
あゆ
)
に似たり。
みちの記
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
その二つの
香味
(
こうみ
)
が、一葉女史の姿であり、心意気であり、魂であり、生活であったような気がする。
樋口一葉
(新字新仮名)
/
長谷川時雨
(著)
今度
(
このたび
)
、同銀行蔵掃除について払下げに相成ったを、当商会において一手販売をする、抵当流れの安価な煙草じゃ、喫んで
芳
(
かんばし
)
ゅう、
香味
(
こうみ
)
、口中に
遍
(
あまね
)
うしてしかしてそのいささかも
脂
(
やに
)
が無い。
露肆
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
“香味”の意味
《名詞》
香 味(こうみ)
飲食物の匂いと味。
香りや味が強く料理に風味を添えること。
(出典:Wiktionary)
香
常用漢字
小4
部首:⾹
9画
味
常用漢字
小3
部首:⼝
8画
“香”で始まる語句
香
香具師
香気
香港
香炉
香華
香奠
香花
香水
香爐