トップ
>
首途
>
かどいで
ふりがな文庫
“
首途
(
かどいで
)” の例文
目を
擦
(
こす
)
り、目を
睜
(
みは
)
り、目を
拭
(
ぬぐ
)
いいる客僧に立別れて、やがて
静々
(
しずしず
)
——
狗
(
いぬ
)
の顔した腰元が、ばたばたと
前
(
さき
)
へ立ち、炎燃ゆ、と
緋
(
ひ
)
のちらめく袖口で音なく開けた——雨戸に
鏤
(
ちりば
)
む星の
首途
(
かどいで
)
。
草迷宮
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
煩惱
(
ぼんなう
)
盡きし朝に遇ひて、今日を
捨身
(
しやしん
)
の
首途
(
かどいで
)
や
有明集
(旧字旧仮名)
/
蒲原有明
(著)
“首途”の意味
《名詞》
出立すること。旅立ち。門出。
(出典:Wiktionary)
首
常用漢字
小2
部首:⾸
9画
途
常用漢字
中学
部首:⾡
10画
“首”で始まる語句
首
首肯
首尾
首級
首領
首垂
首魁
首筋
首縊
首枷