“かどいで”の漢字の書き方と例文
語句割合
首途100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
目をこすり、目をみはり、目をぬぐいいる客僧に立別れて、やがて静々しずしず——いぬの顔した腰元が、ばたばたとさきへ立ち、炎燃ゆ、とのちらめく袖口で音なく開けた——雨戸にちりばむ星の首途かどいで
草迷宮 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
煩惱ぼんなう盡きし朝に遇ひて、今日を捨身しやしん首途かどいで
有明集 (旧字旧仮名) / 蒲原有明(著)