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鞠場
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まりば
ふりがな文庫
“
鞠場
(
まりば
)” の例文
道庵先生のハイキングコースは、
上平館
(
かみひらやかた
)
を出でて、通例だれもがする小高野から
鞠場
(
まりば
)
へかけての胆吹の表参道であります。
大菩薩峠:37 恐山の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
「それはご苦労でした。したが
唯今
(
ただいま
)
、殿下には、おん
鞠場
(
まりば
)
へ出て、
公卿輩
(
くげばら
)
を相手に、蹴まりに興じておられますゆえ、しばらく、その辺でお待ちくださらぬか」
新・水滸伝
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
三の
間
(
ま
)
、小座敷、小亭、又は數奇屋
鞠場
(
まりば
)
まであり、
中庭
(
なかには
)
推して知るべし。
花火と大川端
(旧字旧仮名)
/
長谷川時雨
(著)
ふるさとに芽ぐむ柳も
浄御原
(
きよみはら
)
きよき昔の
鞠場
(
まりば
)
なるらん
礼厳法師歌集
(新字旧仮名)
/
与謝野礼厳
(著)
日ぐらしの声に
沓
(
くつ
)
はく
鞠場
(
まりば
)
かな 一琴
古句を観る
(新字新仮名)
/
柴田宵曲
(著)
▼ もっと見る
それから登りますと三所権現があり、それをまた十町登りますると
鞠場
(
まりば
)
というのへ出ると承りました。その鞠場より上へは女人は登ることを止められてあるそうでございます。
大菩薩峠:35 胆吹の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
鞠
漢検準1級
部首:⾰
17画
場
常用漢字
小2
部首:⼟
12画
“鞠”で始まる語句
鞠
鞠躬如
鞠子
鞠問
鞠躬
鞠唄
鞠育
鞠沓
鞠盗
鞠投