青玉せいぎよく)” の例文
青玉せいぎよくのやうな光が私の身体からだから出て、水の中の物がだんだんと目に見えて来ると云ふ風に其処等そこらがはつきりとして来ると云ふやうなことは、私が書かうと思つたことではありません。
遺書 (新字旧仮名) / 与謝野晶子(著)
みづりうごく搖曳えふえいは、黄金わうごん、眞珠、青玉せいぎよくの色。
海潮音 (旧字旧仮名) / 上田敏(著)
かのアレキサンドルの青玉せいぎよくの如き
ヒウザン会とパンの会 (新字新仮名) / 高村光太郎(著)
向日葵ひまはりを一輪活けて幸ひのうちあふれたる青玉せいぎよくの壺
註釈与謝野寛全集 (新字旧仮名) / 与謝野晶子(著)
みづりうごく揺曳ようえい黄金おうごん、真珠、青玉せいぎよくの色。
海潮音 (新字旧仮名) / 上田敏(著)
我はこの青玉せいぎよく珠数じゆずを解きほぐして
晶子詩篇全集 (新字旧仮名) / 与謝野晶子(著)
この青玉せいぎよくの珠數を爪繰つまぐりしとよ。
そぞろごと (旧字旧仮名) / 与謝野晶子(著)
この青玉せいぎよく珠数じゆず爪繰つまぐりしとよ。
晶子詩篇全集 (新字旧仮名) / 与謝野晶子(著)
我はこの青玉せいぎよくの珠數をほぐして
そぞろごと (旧字旧仮名) / 与謝野晶子(著)
小さな青玉せいぎよくの宝塔。
晶子詩篇全集 (新字旧仮名) / 与謝野晶子(著)