“せいぎよく”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
青玉87.5%
成玉12.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
かのアレキサンドルの青玉せいぎよくの如き
ヒウザン会とパンの会 (新字新仮名) / 高村光太郎(著)
向日葵ひまはりを一輪活けて幸ひのうちあふれたる青玉せいぎよくの壺
註釈与謝野寛全集 (新字旧仮名) / 与謝野晶子(著)
下条寿仙、名は成玉せいぎよく、字は叔琢しゆくたくである。信濃国筑摩郡松本の城主松平丹波守光行みつゆきの医官になつた。寿仙の弟春泰、名は世簡せいかん、字は季父きふである。横山の事は未だつまびらかにしない。
伊沢蘭軒 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)
塩尻峠を越え、三里塩尻駅。堺屋彦兵衛の家に投宿す。下条げでう兄弟迎飲す。(兄名成玉せいぎよく字叔琢あざなはしゆくたく号寿仙じゆせんとがうす、弟名世簡せいかん、字季父きふ号春泰しゆんたいとがうす、松本侯臣、兄弟共泉豊洲門人なり。)
伊沢蘭軒 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)