“あをだま”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
碧玉66.7%
青玉33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
かの美しき碧玉あをだまの冠となりし——の音にくらぶれば、雲の裂けてとゞろくごとく思はるべし —一〇二
神曲:03 天堂 (旧字旧仮名) / アリギエリ・ダンテ(著)
東の碧玉あをだまたへなる色は、第一の圓にいたるまで晴れたる空ののどけき姿にあつまりて 一三—一五
神曲:02 浄火 (旧字旧仮名) / アリギエリ・ダンテ(著)
なれど親の代から「ぜんちよ」(異教徒)のともがらであらなんだ事だけは、手くびにかけた青玉あをだまの「こんたつ」(念珠)を見ても、知れたと申す。
奉教人の死 (新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)