“雲行(くもゆ)” の例文
しかし、何人(なんぴと)も、彼女(かのじょ)の苦(くる)しい胸(むね)のうちを知(し)るものがなかったのです。北国(ほっこく)の三月(がつ)は、まだ雪(ゆき)や、あられが降(ふ)って、雲行(くもゆ)きが険(けわ)しかったのであります。
海のまぼろし (新字新仮名) / 小川未明(著)
わははは、面白いぞ、面白いぞ、さては何じゃな、今の二人が陣屋の雲行(くもゆ)き、探りに参ったところを