ふら)” の例文
即日必ず除癒なおるを得んと誓い、この言虚しからずば諸天香華こうげふらさんと言うに、声に応じて曼陀羅花降り下り大地震動と来た、太子すなわち鹿皮衣を解きて頭目を纏い
遊びに出た歸路、迦旃延が坐禪するを見、群臣と共に之を埋む。一大臣佛を奉する者、後に至つて土を除く。尊者言く、却後七日、天、土をふらして、土山、城内に滿ち、王及び人民皆な覆滅せんと。
詛言に就て (旧字旧仮名) / 南方熊楠(著)