“雨霽”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
あまあが50.0%
あまあがり25.0%
あめあがり25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
又、雨霽あまあがりのした朝は、紅の蕾からしずくの垂れる下枝に懸けてやった。思いなしか、この時分から黒い鳥の胸毛が漸々薄紅になりかかった。
不思議な鳥 (新字新仮名) / 小川未明(著)
雨霽あまあがり梅雨空つゆぞらくもつてはゐるが大分だいぶあつい。
深川浅景 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
気の立ったお孝は、褄を引上ぐるよりさきに、雨霽あめあがりの露地へ、ぴたと脱いだ、雪の素足。
日本橋 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)