随意まゝ)” の例文
旧字:隨意
白魚しらうをのやうなくろ点々ぽち/\ひとえた……くちからは不躾ぶしつけながら、らるゝとほいましめの後手うしろでなれば、ゆびさへ随意まゝにはうごかされず……あゝ、くるしい。
神鑿 (新字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
随意まゝにさつしやりませ。すつとこかぶりをした天狗様てんぐさまがあつてろかい。しづめさつしやるがい。
神鑿 (新字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)