“隅隅”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
すみずみ60.0%
くまぐま20.0%
すみ/″\20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
世界の隅隅すみずみに照明を与えて人人の眼光をくらましている日本の様が、孫悟空そんごくうのように電光石火の早業を雲間でしているに相違ないと思われた。
厨房日記 (新字新仮名) / 横光利一(著)
殊に彼等の生きてゐた時代は仏蘭西フランスのロココ王朝と共に実生活の隅隅くまぐまにさへ美意識の行き渡つた時代だつた。
澄江堂雑記 (新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)
世界の隅隅すみ/″\までをつなぎ合せ
巴里より (新字旧仮名) / 与謝野寛与謝野晶子(著)