“すみずみ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
隅々95.6%
隅隅2.9%
角々1.5%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
どんな微細な症状もここではくまなく照らし出されるのだが、そのかわり細胞の隅々すみずみまで完膚なきまで治療されてゆく。
苦しく美しき夏 (新字新仮名) / 原民喜(著)
そしてなんの気もなく室の中を隅々すみずみまで見渡すと、戸棚とだなのそばの角のところに、ある物を見つけてはっとした。
平三郎は刀の異状に力を得て、若党と三人で松明たいまつけて庭の隅隅すみずみを調べて廻った。曇った空に鬼魅きみ悪い冷冷ひえびえする風が出ていた。庭には何の異状もなかった。
水面に浮んだ女 (新字新仮名) / 田中貢太郎(著)
世界の隅隅すみずみまでをつなぎ合せ、
晶子詩篇全集 (新字旧仮名) / 与謝野晶子(著)
角々すみずみは暗黒に翳り、ただ中央だけが往来からの余光でかすかに明るい。