“隅切”の読み方と例文
読み方割合
すみきり100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ここで「岩七厘いわしちりん」を作ります。軟い石を材にし、それを軽く焼き、これに白と黒との漆喰しっくいを施します。隅切すみきりの四角型で、上にやや開く形をします。
手仕事の日本 (新字新仮名) / 柳宗悦(著)
この市で私が感心したものの一つは正月に餅を載せる大きな台でした。一枚板の刳盆くりぼん隅切すみきりとなっています。巾は三尺にも及びます。農村の力強い暮しぶりをそぞろに想わせる品であります。
手仕事の日本 (新字新仮名) / 柳宗悦(著)