“陀仏”のいろいろな読み方と例文
旧字:陀佛
読み方割合
だぶつ95.7%
おだぶつ4.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
あれからすぐ病院へかつぎこんだのよ。けどその時はもう駄目だったのね。お小水が詰まって、三日目にお陀仏だぶつになってしまったの。
縮図 (新字新仮名) / 徳田秋声(著)
「手をはなせば、人を落とすまえに、じぶんのからだがお陀仏だぶつだぞ。ざま見やがれ、唐変木とうへんぼく、突きとばせるものならやッて見ろ」
神州天馬侠 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
泣いてもれても、ちたらお陀仏おだぶつ
畑の祭 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)