“陀仏様”の読み方と例文
読み方割合
だぶつさま100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
医者が三月みつきと宣告したんだから、りきんでも踏反ふんぞり返っても三月経てばゴロゴロッとたん咽喉のどひっからんでのお陀仏様だぶつさま——とこう覚悟して置かにゃ虚偽うそだよ
「ワハハハハハ、ざま見ろ。恒川警部も、明智君も、なまじ手出しをしたばっかりに、飛んだことになってしまったね。今にね、君達は一かたまりになって、その部屋でお陀仏様だぶつさまだよ」
吸血鬼 (新字新仮名) / 江戸川乱歩(著)