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踏反
ふりがな文庫
“踏反”の読み方と例文
読み方
割合
ふんぞ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ふんぞ
(逆引き)
私は右隣に
坐
(
すわ
)
っている私の護衛の私立探偵を盗み見た。彼は
踏反
(
ふんぞ
)
り返って、眼を
瞑
(
つぶ
)
っている。私はしっかり内ポケットを押えた。
急行十三時間
(新字新仮名)
/
甲賀三郎
(著)
妹のすん子はその
復讐
(
ふくしゅう
)
に姉の腹の上に片足をあげて
踏反
(
ふんぞ
)
り返っている。双方共寝た時の姿勢より九十度はたしかに廻転している。
吾輩は猫である
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
医者が
三月
(
みつき
)
と宣告したんだから、
力
(
りき
)
んでも
踏反
(
ふんぞ
)
り返っても三月経てばゴロゴロッと
痰
(
たん
)
が
咽喉
(
のど
)
へ
引
(
ひっ
)
からんでのお
陀仏様
(
だぶつさま
)
——とこう覚悟して置かにゃ
虚偽
(
うそ
)
だよ
硯友社の勃興と道程:――尾崎紅葉――
(新字新仮名)
/
内田魯庵
(著)
踏反(ふんぞ)の例文をもっと
(8作品)
見る
踏
常用漢字
中学
部首:⾜
15画
反
常用漢字
小3
部首:⼜
4画
“踏反”で始まる語句
踏反返
検索の候補
踏反返
“踏反”のふりがなが多い著者
フセヴォロド・ミハイロヴィチ・ガールシン
甲賀三郎
内田魯庵
泉鏡花
夏目漱石
夢野久作