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阿爺
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おとつ
ふりがな文庫
“
阿爺
(
おとつ
)” の例文
お志保、
確乎
(
しつかり
)
して居てお呉れよ、
阿爺
(
おとつ
)
さんだつても物の解らない人では無し、お前と私の
心地
(
こゝろもち
)
が屈いたら
破戒
(新字旧仮名)
/
島崎藤村
(著)
「何や、
阿爺
(
おとつ
)
さん。」
茶話:02 大正五(一九一六)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
それとも、また、自分の心の迷ひであらうか。といろ/\に想像して見て、
終
(
しまひ
)
には
恐怖
(
おそれ
)
と
疑心
(
うたがひ
)
とで夢中になつて、『
阿爺
(
おとつ
)
さん、阿爺さん。』と自分の方から
目的
(
あてど
)
もなく呼び返した。
破戒
(新字旧仮名)
/
島崎藤村
(著)
彼奴
(
あいつ
)
の
家
(
うち
)
の遠い親類に当るものとかが、貴方の
阿爺
(
おとつ
)
さんと昔御懇意であつたとか。
破戒
(新字旧仮名)
/
島崎藤村
(著)
阿
漢検準1級
部首:⾩
8画
爺
漢検準1級
部首:⽗
13画
“阿”で始まる語句
阿母
阿呆
阿魔
阿父
阿弥陀
阿諛
阿片
阿波
阿修羅
阿