トップ
>
阿含
>
あごん
ふりがな文庫
“
阿含
(
あごん
)” の例文
譬喩
(
ひゆ
)
を以ていふときは、
穉
(
をさな
)
き立實論は
阿含
(
あごん
)
の如く、
偏
(
かたよ
)
りたる主觀想論は
般若
(
はんにや
)
の如く、先天立實論は
法華涅槃
(
ほつけねはん
)
の如し。
柵草紙の山房論文
(旧字旧仮名)
/
森鴎外
(著)
されば
大恩
(
だいおん
)
教主
(
けうしゆ
)
は
先
(
ま
)
づ
阿含
(
あごん
)
を
説法
(
せつぱう
)
し
志道軒
(
しだうけん
)
は
隆々
(
りゆう/\
)
と
木陰
(
ぼくいん
)
を
揮回
(
ふりまは
)
す、
皆之
(
みなこ
)
れこ〻の
呼吸
(
こきふ
)
を
呑込
(
のみこ
)
んでの
上
(
うへ
)
の
咄
(
はなし
)
なり。
為文学者経
(新字旧仮名)
/
内田魯庵
、
三文字屋金平
(著)
譬喩は即ち寓話です、寓話は即ち子供だましです、およそ
四諦十二因縁
(
したいじゅうにいんねん
)
のわからぬものにも譬喩はわかります、
阿含
(
あごん
)
華厳
(
けごん
)
の哲学に盲目なものも、寓話の手裏剣には胸を貫かれるのです。
大菩薩峠:41 椰子林の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
“阿含(
阿含経
)”の解説
阿含経(あごんきょう、あごんぎょう、梵・pi: āgama, アーガマ)とは、最も古い仏教経典集(スートラ)であり、釈迦の言葉を色濃く反映した真正な仏教の経典ものとされる。阿含(あごん)とは、サンスクリット・パーリ語のアーガマの音写で、「伝承された教説、その集成」という意味である。阿含の類義語には部(ぶ、Nikāya)があり、パーリ仏典ではそれが用いられている。
(出典:Wikipedia)
阿
漢検準1級
部首:⾩
8画
含
常用漢字
中学
部首:⼝
7画
“阿含”で始まる語句
阿含経
阿含経典