“阿含経”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
あごんぎょう66.7%
あごんきやう33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
しかし、「どこかへ一度遊びに行きたいな」となると、もう眼の領域ではないのです。『ぞう阿含経あごんぎょう』というお経の中には
般若心経講義 (新字新仮名) / 高神覚昇(著)
釈迦が譬喩ひゆに云った事を出家が真に受けているのが可笑おかしいというのである。そして経文を引用してある中に、海水の鹹苦かんくな理由を説明する阿含経あごんぎょうの文句が挙げてある。
断片(Ⅱ) (新字新仮名) / 寺田寅彦(著)
仏陀は現に阿含経あごんきやうの中に彼の弟子の自殺を肯定してゐる。曲学阿世きよくがくあせいの徒はこの肯定にも「やむを得ない」場合の外はなどと言ふであらう。
或旧友へ送る手記 (新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)