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関節
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かんせつ
ふりがな文庫
“
関節
(
かんせつ
)” の例文
そこで、小さな手を、ガンのつばさの下につっこんで、つばさの
骨
(
ほね
)
にさわってみました。すると、骨はおれてはいませんが、
関節
(
かんせつ
)
がはずれています。
ニールスのふしぎな旅
(新字新仮名)
/
セルマ・ラーゲルレーヴ
(著)
薬すら
美味
(
うま
)
かった。しかし舌に苦味甘味を知り出すと、肉体の苦痛も同時におぼえて来た。とりわけ左の足の
関節
(
かんせつ
)
が甚だきつい。熱をもって来たものと見えた。
黒田如水
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
聖者は、不可解なことばでもって、ロザレの
遺骸
(
いがい
)
に向って
呪文
(
じゅもん
)
を唱えはじめた。呪文の意味はわからないが、治明博士は、自分の身体の
関節
(
かんせつ
)
が、ふしぎにもぎしぎしときしむのに気がついた。
霊魂第十号の秘密
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
しばらくやっているうちに
関節
(
かんせつ
)
が伸びて、いくらか調子がでてきた。
呂宋の壺
(新字新仮名)
/
久生十蘭
(著)
すてんと、勢いよくまた
仆
(
たお
)
れた。こんどは起てなかった。左の脚の
関節
(
かんせつ
)
あたりから出血している。引っくり
転
(
かえ
)
された亀のような形をして、官兵衛はまだ
利
(
き
)
く片脚と両手の槍を振りまわしていた。
黒田如水
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
“関節”の解説
関節(かんせつ、en: joint)は、動物の体において、複数の骨格がお互いに連結する部分である。脊椎動物の骨・節足動物の外骨格などに見られる。
(出典:Wikipedia)
関
常用漢字
小4
部首:⾨
14画
節
常用漢字
小4
部首:⽵
13画
“関”で始まる語句
関
関係
関聯
関羽
関守
関白
関所
関平
関宿
関繋