びらき)” の例文
宝永七年に京都北山甚兵衛びらきの内、紙屋川端かべかわばたの小屋者が、生活難から雪駄直しをなさんが為に、一札を入れて六条村の手下になった事があった。
エタ源流考 (新字新仮名) / 喜田貞吉(著)
京都北山甚兵衛びらきの中紙屋川かべかわ付近の畠番らが、生活に窮した結果六条村エタ年寄の組下になり、雪駄直しの仲間に入れてもらったなどは、彼らが当時解放された町餌差の成れの果てでないにしても
エタ源流考 (新字新仮名) / 喜田貞吉(著)