門風メンフォン)” の例文
今一つ、度々やられるのは、パイチューファ三元牌さんげんパイとか荘風チョワンフォン門風メンフォン連風レンフォンの牌とかの二枚、もしくは四枚位を自分の持牌もちパイ中に加えることである。
麻雀インチキ物語 (新字新仮名) / 海野十三(著)
俺は清三の上に居て丁度道子の対面トイメンになって居たのである。ところが、めくりが四回位廻ってしまうと、道子は四万スーワン五万ウーワンと切って来た。つづいて一筒イートン三筒サントンと切って次に門風メンフォンを一枚切ったのである。
彼が殺したか (新字新仮名) / 浜尾四郎(著)
彼は、東が門風メンフォンなのだが、捨て場に困っていたわけなのだ。すると、道子も危険を感じなかったと見え、「見えたからすてるわ」と意味の無い打方のようであるが、その二枚の東を一個捨てて来た。
彼が殺したか (新字新仮名) / 浜尾四郎(著)