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長上
ふりがな文庫
“長上”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
ちょうじょう
66.7%
めうえ
33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ちょうじょう
(逆引き)
Yは相当なところまで出世した。しかし、Yの持つて生れた度外れの気位と
我執
(
がしゅう
)
の性質から、たうとう
長上
(
ちょうじょう
)
と衝突して途中で辞めて
仕舞
(
しま
)
つた。
過去世
(新字旧仮名)
/
岡本かの子
(著)
未熟な青年
輩
(
はい
)
が老成の大家に向って
讒誣罵詈
(
ざんぶばり
)
の文字を並べたり、
独
(
ひと
)
り天狗になって他人を攻撃したり、こういう人は殆ど先輩や
長上
(
ちょうじょう
)
を尊敬するという道も知らん。
食道楽:春の巻
(新字新仮名)
/
村井弦斎
(著)
長上(ちょうじょう)の例文をもっと
(4作品)
見る
めうえ
(逆引き)
そう、自分を弁解して見たが、
長上
(
めうえ
)
の人の許しもなく、男に肌を許した、ということは、心の底に鉛のように、重くなって沈んでいた。
南国太平記
(新字新仮名)
/
直木三十五
(著)
「なろうとなるまいと、
汝
(
なんじ
)
らの知ったことか。こりゃ伊那丸、
縁
(
えん
)
からいえば汝の父
勝頼
(
かつより
)
の
従弟
(
いとこ
)
、年からいっても
長上
(
めうえ
)
にあたるこの梅雪に、
刃
(
やいば
)
を向ける気か、それこそ
人倫
(
じんりん
)
の大罪じゃぞ」
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
長上(めうえ)の例文をもっと
(2作品)
見る
“長上”の意味
《名詞》
年上。年長。目上。また、そのような人。
(出典:Wiktionary)
“長上”の解説
長上(ちょうじょう)とは、古代日本の律令制における出勤形態で、常勤を指した。その勤務形態を取る官人のことを長上官(ちょうじょうかん)、工人のことを長上工(ちょうじょうこう)といった。一方、非常勤のことは番上といった。
(出典:Wikipedia)
長
常用漢字
小2
部首:⾧
8画
上
常用漢字
小1
部首:⼀
3画
“長上”で始まる語句
長上衣
長上下
長上着
長上者
検索の候補
長上衣
長上下
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上身長
織田上総介信長
上長
上長衣
上田公長
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“長上”のふりがなが多い著者
村井弦斎
直木三十五
柳田国男
吉川英治
岡本かの子