“鑄物”の読み方と例文
新字:鋳物
読み方割合
いもの100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
此(この)靜(しづ)かな判然(はつきり)しない燈火(ともしび)の力(ちから)で、宗助(そうすけ)は自分(じぶん)を去(さ)る四五尺(しやく)の正面(しやうめん)に、宜道(ぎだう)の所謂(いはゆる)老師(らうし)なるものを認(みと)めた。彼(かれ)の顏(かほ)は例(れい)によつて鑄物(いもの)の樣(やう)に動(うご)かなかつた。色(いろ)は銅(あかゞね)であつた。
門 (旧字旧仮名) / 夏目漱石(著)