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金鋲
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きんびょう
ふりがな文庫
“
金鋲
(
きんびょう
)” の例文
今
(
いま
)
さらお
前
(
まえ
)
さんとこの
太夫
(
たゆう
)
が、
金鋲
(
きんびょう
)
を
打
(
う
)
った
駕籠
(
かご
)
で
迎
(
むか
)
えに
来
(
き
)
ようが、
毛筋
(
けすじ
)
一
本
(
ぽん
)
動
(
うご
)
かすような
女
(
おんな
)
じゃねえから
安心
(
あんしん
)
しておいでなせえ。
おせん
(新字新仮名)
/
邦枝完二
(著)
きのう品川宿でくせ者大名が乗り拾てていったあの駕籠みてえに、
金鋲
(
きんびょう
)
打った飾り駕籠で、おまけにやっぱり紋がねえんですよ
右門捕物帖:16 七化け役者
(新字新仮名)
/
佐々木味津三
(著)
銀砂をしきつめた大手の坂道も、巨石を組んだ石段も、塗りの
多門
(
たもん
)
も、
金鋲
(
きんびょう
)
の金具も、すべてが
眩
(
まばゆ
)
いほど新しい。
新書太閤記:05 第五分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
金鋲
(
きんびょう
)
、縁取りすだれ、うち見たところお大名の乗用駕籠には相違ないが、よほどの深いたくらみと計画のもとに遂行されたとみえて、駕籠の内外には証拠となるべき何品もなく
右門捕物帖:16 七化け役者
(新字新仮名)
/
佐々木味津三
(著)
金鋲
(
きんびょう
)
打った飾り駕籠のあんばい、供侍らしい者を三、四名従えたぐあい、見ようによっては、二、三万石ぐらいの小大名がどこかその辺へおしのびでの通りすがりと見られましたが
右門捕物帖:16 七化け役者
(新字新仮名)
/
佐々木味津三
(著)
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金鋲
(
きんびょう
)
打った飾り駕籠に不審はなかったが、いぶかしいのは赤い提灯そのものです。
旗本退屈男:01 第一話 旗本退屈男
(新字新仮名)
/
佐々木味津三
(著)
金
常用漢字
小1
部首:⾦
8画
鋲
漢検準1級
部首:⾦
15画
“金鋲”で始まる語句
金鋲青漆
金鋲駕籠