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きんびょう
ふりがな文庫
“きんびょう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
金屏
77.8%
金鋲
22.2%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
金屏
(逆引き)
金屏
(
きんびょう
)
の前に、
紫檀
(
したん
)
の台に
古銅
(
こどう
)
の筒の
花器
(
はないれ
)
、早い夏菊の白が、みずみずしく青い葉に水をあげていた。深い軒に、若葉がさして、枝の間から空は澄んで見えた時節だった。
朱絃舎浜子
(新字新仮名)
/
長谷川時雨
(著)
真中には
印度綆紗
(
インドさらさ
)
をかけた長方形の
紫檀
(
したん
)
の
卓
(
テーブル
)
があって、その左右にはそれぞれ三脚の
椅子
(
いす
)
が置いてあった。
卓
(
テーブル
)
のむこうには
燦然
(
さんぜん
)
とした六枚折の
金屏
(
きんびょう
)
。壁には
宝玉
(
ほうぎょく
)
が塗り込んであった。
藤の瓔珞
(新字新仮名)
/
田中貢太郎
(著)
きんびょう(金屏)の例文をもっと
(14作品)
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金鋲
(逆引き)
銀砂をしきつめた大手の坂道も、巨石を組んだ石段も、塗りの
多門
(
たもん
)
も、
金鋲
(
きんびょう
)
の金具も、すべてが
眩
(
まばゆ
)
いほど新しい。
新書太閤記:05 第五分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
金鋲
(
きんびょう
)
、縁取りすだれ、うち見たところお大名の乗用駕籠には相違ないが、よほどの深いたくらみと計画のもとに遂行されたとみえて、駕籠の内外には証拠となるべき何品もなく
右門捕物帖:16 七化け役者
(新字新仮名)
/
佐々木味津三
(著)
きんびょう(金鋲)の例文をもっと
(4作品)
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