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金費
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かねづか
ふりがな文庫
“
金費
(
かねづか
)” の例文
「ノラリクラリと暮している、
金費
(
かねづか
)
いの荒い野郎を捜すんだ。悪銭身につかずというくらいだ。盗んだ金を溜めておく泥棒はない」
銭形平次捕物控:124 唖娘
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
阿弥陀様は長い事お慈悲の一
天張
(
てんばり
)
で本願寺の後見をして来たが、そこの坊さんは
何
(
ど
)
うも
金費
(
かねづか
)
ひが荒くて世間の評判が
善
(
よ
)
くなかつた。
茶話:03 大正六(一九一七)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
国禁の密貿易では、白昼、晴れて
金費
(
かねづか
)
いもできず、
祇園
(
ぎおん
)
、島原で大尽遊びも、すぐ足がつく。
大岡越前
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
惡く言ふやうですが、
金費
(
かねづか
)
ひが荒い上に、酒呑みで、勝負事が好きで、それに、私の家内、柳吉の爲には母親になるお濱との仲がうまく行きません
銭形平次捕物控:298 匕首の行方
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
「
大熱々
(
おおあつあつ
)
だろうよ、念のため行って聴いてみるもいいが、——
金費
(
かねづか
)
いがどんな塩梅だか、そいつが一番大事だぜ」
銭形平次捕物控:102 金蔵の行方
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
金
常用漢字
小1
部首:⾦
8画
費
常用漢字
小5
部首:⾙
12画
“金”で始まる語句
金
金色
金子
金盥
金持
金剛石
金襴
金槌
金箔
金魚