“金之助”の読み方と例文
読み方割合
きんのすけ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
どうしたはずみからか、その日(ひ)、袖子(そでこ)は金之助(きんのすけ)さんを怒(おこ)らしてしまった。子供(こども)は袖子(そでこ)の方(ほう)へ来(こ)ないで、お初(はつ)の方(ほう)へばかり行(い)った。
伸び支度 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)
兄の金之助(きんのすけ)がめくばせをしながら云った。宇女はもういちど父の顔を見上げた。そして落着いた声で
三十二刻 (新字新仮名) / 山本周五郎(著)
宝田寿来、通称は金之助(きんのすけ)、一に閑雅(かんが)と号した。『作者店(たな)おろし』という書に、宝田とはもと神田より出(い)でたる名と書いてあるのを見れば、真(まこと)の氏(うじ)ではなかったであろう。
渋江抽斎 (新字新仮名) / 森鴎外(著)