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金串
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かなぐし
ふりがな文庫
“
金串
(
かなぐし
)” の例文
下女たち二人が来て手伝い、それらを
金串
(
かなぐし
)
に刺してから、宇乃は炉の火のぐあいを直して、鮎を
焙
(
あぶ
)
りはじめた。
樅ノ木は残った:04 第四部
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
その日は
鮒
(
ふな
)
の料理に暮れた。
爼板
(
まないた
)
の上でコケを取って、
金串
(
かなぐし
)
にそれをさして、
囲爐裏
(
いろり
)
に火を起こして焼いた。小使はそのそばでせっせと
草鞋
(
わらじ
)
を造っている。
田舎教師
(新字新仮名)
/
田山花袋
(著)
獣肉を刺して炉の灰に立ててある
金串
(
かなぐし
)
を取り、脇に置いてある壺の中のたれに浸し、それをまた炉の灰に立てるという動作を、つぎつぎと、緩慢な手つきで繰り返した。
樅ノ木は残った:02 第二部
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
“金串(
串
)”の解説
串(くし、英語 skewer)は、細長い棒状もしくは剣状で、食品に刺すために用い、多くは一端を鋭く尖らせている調理器具。
長さ、太さ、形状は用途によってさまざまであるが、素材から分けた金串(かなぐし)と竹串(たけぐし)が代表的である。
(出典:Wikipedia)
金
常用漢字
小1
部首:⾦
8画
串
常用漢字
中学
部首:⼁
7画
“金”で始まる語句
金
金色
金子
金盥
金持
金剛石
金襴
金槌
金箔
金魚