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野駈
ふりがな文庫
“野駈”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
のが
50.0%
のがけ
50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
のが
(逆引き)
「千駄木坂下町だね。恐しく淋しいところだ。
野駈
(
のが
)
けに若い女でも見かけると、昼狐の化けたのと間違える」
銭形平次捕物控:244 凧の糸目
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
「そうだ、あしたはまた、その御主人のお供で、朝から狩場
巡
(
めぐ
)
り、お帰りにはまた、庄内川で水馬や水泳のお稽古だろうて。——お
嚊
(
かか
)
おれも
野駈
(
のが
)
けの支度だぞ。
膝行袴
(
たっつけ
)
の
紐
(
ひも
)
や
草鞋
(
わらじ
)
を見ておけよ」
新書太閤記:01 第一分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
野駈(のが)の例文をもっと
(2作品)
見る
のがけ
(逆引き)
そして放鷹もあまりせず、ほんの
野駈
(
のがけ
)
程度にすまし、携帯の茶の湯道具を取り出させて野立てで一服のんだりしてすぐ帰りを命じた。
新書太閤記:06 第六分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
中里御鳥見組頭の阿部
白翁
(
はくおう
)
は、近年はもうお
野駈
(
のがけ
)
の供にも
従
(
つ
)
いて行けなかった。中風で、人と話すにも、変な
皺
(
しわ
)
が、顔を斜めに、絶えず横切るのである。
御鷹
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
野駈(のがけ)の例文をもっと
(2作品)
見る
野
常用漢字
小2
部首:⾥
11画
駈
漢検準1級
部首:⾺
15画
“野”で始まる語句
野
野原
野暮
野分
野面
野郎
野良
野路
野菜
野茨
“野駈”のふりがなが多い著者
吉川英治
野村胡堂