“重蔵”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
しげぞう50.0%
じゅうぞう50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
顔も手も墨だらけな、八つと七つとの重蔵しげぞう松三郎が重なりあってお辞儀じぎをする。二人はちさまに同じように帽子をほうりつけて
春の潮 (新字新仮名) / 伊藤左千夫(著)
しかその手に救われた赤児は、角川家のなさけって無事に生長した。もとより何者の子とも判らぬので、仮に重蔵じゅうぞうと名を付けて、児飼こがい雇人やといにんのようにして養って置いた。
飛騨の怪談 (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)