“しげぞう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
繁三33.3%
繁藏33.3%
重蔵33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
部屋には薄暗いランプがともされて、女主の後から三男の繁三しげぞうが黒い顔に目ばかりグリグリさせて、田舎から来た子供の方をながめていた。
足迹 (新字新仮名) / 徳田秋声(著)
直に其の頃探偵捕者とりものの名人と呼ばれた金太郎きんたろう繁藏しげぞうという二人の御用聞を呼寄せて、御用の旨を申含めました。
名人長二 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
顔も手も墨だらけな、八つと七つとの重蔵しげぞう松三郎が重なりあってお辞儀じぎをする。二人はちさまに同じように帽子をほうりつけて
春の潮 (新字新仮名) / 伊藤左千夫(著)