)” の例文
旧字:
其魂を体内にひ返して鎮めると、怒りはけるものと信じてゐた。憤怒の最素朴に発し、また鎮静した伝へは、雄略天皇に多かつた。
日本文学の発生 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
これを助けてくと、自分は、雲の出て居る夕空に対ひながら、かうして待つて居れば、その中においで下さるであらうとながめて居る。
古歌新釈 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
何時迄もけないで、憂鬱に頭にたまつてゐるんですね。
国語と民俗学 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)